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令和元年度 事業報告書(別紙)

社会福祉法人 晃宝会(令和元年度)

 令和元年度は「力を合わせて笑顔をふやそう」という目標をかかげ、一年間つとめてまいりました。 私達はご利用者、ご家族、地域の皆さま、行政の方々、社会福祉協議会はじめ関係者の皆さま等々、 多くの方々お一人おひとりとの人間関係を大切にすると同時にチームワークも大切にしてまいりました。 おかげさまで、たくさんの感謝の言葉をいただき、それこそがはげみや支えとなり、無事に令和元年度を 終えることができました。
外国人技能実習生受け入れ事業は、法人役職員一丸となり、すすめてきました。現在3名は特別養護老人 ホームあじさい園にて、2名は特別養護老人ホームあじさい園宝にて活躍中です。 ベトナム人技能実習生5名は、明るくご利用者に優しく、和気あいあいと関西弁ではなしをし、 晃宝会の「感謝、機転、謙虚、笑顔、清潔」5つの理念をさらに一層おしすすめる頼もしい存在です。
また、令和元年度奈良県老人福祉施設職員研究会議において、一年間の研究成果を理論立てて発表する こともできました。ご利用者の健康維持や生活の質を左右する口腔ケアや食に焦点をあて、個別ケアの実現 に向けたアプローチや、ご利用者それぞれのその人らしい生活を支えるための自立支援についての発表として、
・宝の管理栄養士より、くらしの継続を食支援より(チームでとりくむ食支援)
・歯科衛生士より、もう一歩ふみこんだ口腔ケア(しあわせは口から)
施設と地域が共に生き、活動をつくり出すことの意義を学び、地域貢献やご利用者と職員の笑顔へとつなげ、 職場の活性化、地域の夢づくりについての発表として
・オレンジカフェすいもんのパティシエールより、オレンジカフェすいもんの ミッション(奈良の大仏さまのおひざもとでほっこり)
を行い、多職種間での連携、協力、独自の支援や介護方法について共有し、深く学びを得る機会となりました。 人生の先輩の大切な人生に寄り添い続ける私達も、それぞれの事業所において希望を胸に専門性を磨き、 新時代の福祉のあり方を模索しつつもチャレンジし、確かなものとしてさらなる専門性が発揮できますようにと 思いをひとつにして進めてまいりました。
相手の気持ちに気付き、その方の思いをくみとり関わること、気持ちによりそうことは、今までもこれからも 不変であることも常に忘れず、真摯に運営してまいりました。
  ※別紙1参照(R01年度 主な環境改善内容) P.25

理事長 松村 圭祐

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特別養護老人ホーム あじさい園

法人目標 『力を合わせて笑顔をふやそう』について

 昨年12月よりベトナムから技能実習生に来ていただき、現場職員にとっては心身ともに余裕が出来ました。 ご利用者と接する時間が増え、以前よりも丁寧に整容を行え、コミュニケーションをとる機会が増え、 ご利用者、職員共に笑顔が増えたと思います。
以前と比べ、日々の生活の中で当たり前のことが当たり前のように出来るようになったと感じます。

パーソンセンタードケアのために

〇今年2月以降は新型コロナウイルスの影響で定期的な園行事や、音楽療法、ボランティア様によるレクリ エーション、外出行事などが中止となり、残念に思っています。
〇外部の方によるレクレーションの機会はなくなりましたが、滑車や平行棒でリハビリや、園外散歩で桜や チューリップなどの花を見に外気に触れる機会を増やしました。

過ごしやすい空間に

〇笑顔で気持ちのよい挨拶、丁寧でやさしい言葉かけを行いました。
〇ご利用者には、いつも、その人らしい美しいお姿で過ごして頂けるよう、努めました。
〇整理整頓や清掃においても、生活空間を清潔で安心してどなたにも気持ちよく過ごして頂ける環境作りに努めました。
〇1時間ごとの換気や定期的にドアノブ・窓・鍵・携帯・リモコン・電気のスイッチ・手すり・ペーパーホルダー ・便座・蛇口・冷蔵庫等の手が触れる箇所の消毒を行うように努めました。

『職員』という環境を整えるために

〇施設内研修を開催し、職員全体の専門的知識や技術のレベルアップを目指しつつ、全職員が目配り ・気配り・心配りを意識して相手の気持ちになり、相手の立場になって考え行動出来る様に努めました。
〇上司は、職員一人ひとりに目配り、声掛けを行うように努めました。
〇年間目標を軸として、部署内で3ヶ月間の目標を作成し、職員全員で達成できるように努めました。 職員それぞれのレベルに合わせて助言・指導を行い、意識向上・スキルアップを目指しました。
〇スライディングボードを活用することで職員の腰部負荷低減、動作時の身体的負担予防及び改善に努めました。
〇経験の浅い職員に対しては、会議や研修会の場以外にも一対一で現場にて教育を行い基本的な事から指導する様に努めました。
○技能実習生3名に対する、介護技術指導と日本語学習支援、生活や精神面のフォローアップを行っています。 お互い初めての事ばかりで戸惑いもあり、上手くいくことばかりではありませんが、彼女たちの明るく爽やかな笑顔、 一日も早くご利用者や職員との信頼関係を築こうというひたむきな態度に、私達職員も多くの事を学んでいます。

安心して過ごして頂くために

【感染症対策について】
〇1月10日から1月24日までの3週間インフルエンザが流行してしまいました。
ここ数年間は感染症蔓延がなかったため、「感染症対策はしっかりと出来ている」と自負していたところがありましたが、 今回このような結果となったことで、出来きれていなかった部分を話し合い、分析して感染症マニュアルを改定し、 今後の対策を見直しました。
〇インフルエンザ・ノロウイルスなどの季節感染症の勉強会については、研修担当と感染症委員会が連携を図りながら、 法人全体で実習を交えた研修を実施し、基本的な知識を共有しました。
〇食中毒予防として、「付けない・増やさない・殺菌する」の予防の3原則を心掛けるよう、職員に啓蒙しました。
〇トイレ手摺や便座の消毒を行い、居室・車椅子・ベッドの清潔保持に努めました。
〇日差しが強い日は直射日光が当たらない様に工夫し、毎日の定時水分補給以外に、ジュレやスポーツドリンクを飲用 してもらえるように心掛け、脱水予防を行いました。
【事故防止対策について】
事故の総件数が128件と前年度と比べて37件の増加となりました。前年度は転倒が1番多かったのですが、 今年度は内出血が最も多い割合で見られました。移乗介助中に職員の注意不足で柵等に接触してしまったり、 食堂誘導時に自席と車椅子の間に指を接触させてしまったりする事故が多くあったように感じます。時間に追われ、 慌てた対応をしてしまっていることで起きたものではないかと思われます。また、どこで出来たか不明な内出血も 一定件数ありました。皮膚が脆弱な利用者のために柵カバーやレッグウォーマー、衝撃吸収材で保護したりして 予防対策を講じております。
職員の介助中に起きた骨折事故が2件あり、その際の介助の対応方法について振り返りました。職員全員が介護技術を 再確認し、再発防止に努めております。 転倒等の事故発生が多いのは午前6時頃、起床介助中で職員が利用者の方々を介助している時間で、この時刻は見守りが 手薄になる時間帯であると言えます。午前10時頃は、入浴介助中に外傷や内出血の発見が多く、食堂においては2名体制 で職員を配置していてもトイレ介助等が重なると職員が手薄となり、転倒等の事故発生頻度が高くなっています。 午後2時頃は、職員の大半が排泄交換・離床介助に手を取られ、食堂にいる職員数が少なくなる時間帯です。 この時間帯には、同じ利用者の方が椅子に座ろうとして座り損ねたり、車椅子自操中にずり落ちたりする事故の発生が 見られます。事故リスクの高いご利用者に対し、いかに予測を立てて対応できるかということが、事故件数を抑える鍵と なります。見守りしやすい座席配置、職員配置や業務見直し等の工夫を行い、安心安全に過ごしていただける環境づくり を目指していきたいと思います。
         (事故データ、外傷報告、ヒヤリハットについては資料参照)
〇ご利用者の状況にあった器具の提案や提供をタイムリーにおこないました。
〇食事に関しては、ご利用者の状況に応じて(食事形態)の変更を行い、食事提供がタイムリーに安心して食事が 行えるように安全に努めました。
〇歯科医師、歯科衛生士の助言のもと、ご利用者個々の状態に合わせた口腔ケアを行い、いつまでも美味しく お食事を楽しんで頂けるよう努めました。
【苦情対応について】
苦情相談受付総件数は2件で、内訳は、印鑑管理に関する内容1件と、入院中の洗濯物紛失について1件でした。  (詳細は別紙参照)

稼働率について

・前年度より引き続き、看取り等による退所や、入院中に24時間の医療体制が必要となり退院できなくなった方の 退所が多く、満床を目指した稼働には至りませんでした。年間在籍者数一日平均は50.77人で、 年間平均稼働率は94.0%でした。(前年度比+0.5%)

経費節減を目指した取り組み

〇エアコンや電灯などの、こまめなスイッチオン・オフと適正使用を行い節減に努めました。
〇備品を丁寧に取り扱うと共に必要な物はタイムリーに取り入れる様に努めました。
〇洗剤等消耗品の適量発注と商品見直し、無駄のない使用を行いました。
〇節水を心がけました。
〇ご利用者に気持ちよくお過ごし頂くことを大前提に、オムツ・リネン等の効果的かつ効率的な使用を考え、 その方に合った用品をお使い頂ける様に努めました。
〇発注データの価格変更などを定期的に更新し、管理を行いました。
 ※別紙2参照(令和元年度年間行事報告書 特養・ショートステイ) P.26
 ※別紙3参照(特別養護老人ホーム あじさい園利用状況) P.27
 ※別紙4参照(令和元年度事故状況報告) P.29
 ※別紙5参照(令和元年度 特養 苦情相談対応報告書) P.32

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ショートステイ

   「力を合わせて笑顔をふやそう」
利用者の皆様が安心して楽しく過ごして頂ける環境作りを目指し、積極的にコミュニケーションを図り、 ご利用者の思いや、要望に寄り添えるように努めてまいりました。
また、「私たちは常に相手の立場にたち、思いやりと笑顔を忘れません」と晃宝会の運営理念にも「笑顔」 と言う言葉があるように、ご利用者・ご家族の立場にたち、どんな些細なニーズにも思いやりと笑顔を 持って職員同士 力を合わせて対応してまいりました。
ご利用者から「また、来たい。帰らずもう少し居たい。」との温かいお言葉も頂き、目標の達成ができた のではないかと感じています。

サービス提供について

帰宅困難者や地域の方々などの積極的な受け入れを継続して行う事で、信用・信頼して頂き、年間を通して 安定した稼働率の維持を目指していましたが、施設内インフルエンザの感染症の流行が見られ、蔓延防止の為、 ご利用者・ご家族から利用を控えたいとの声もあり、その結果目標稼働率の達成が出来ず反省しています。
体調不良や感染症の早期発見と迅速な対応を行い、ご利用者・ご家族に信頼と満足して頂けるショートステイで あり続けられるように努力していきたいと思います。 
                ※年間稼働率表は別紙6参照

事故について

事故総件数はH31年4月〜R2年3月末まで26件発生しており、外傷発見は3件ありました。ヒヤリハット総件数は 6件の報告がありました。
事故や、ヒヤリハットに対する検証や再発防止策については都度、主として事故防止委員会を開き、 検討を行っております。また全体会議でも再度報告し、情報共有を行っています。
           ※年間集計・詳細については別紙7参照

感染症について

今年度は冬季にインフルエンザの流行があり、蔓延防止の為に利用を控えて頂いたり、利用中に退所して頂いたり とご利用者とご家族には大変なご迷惑をおかけしたと思います。また季節の変わり目等で体調を崩されるご利用者や、 職員自身の体調管理が不十分による欠勤が見られました。
感染症対策については、利用前の体温測定をお迎え時に行い、園に到着後手洗い・うがい・消毒をして頂き食堂に 誘導し菌を園に持ち込まないようにする。また事情により利用を受け入れる際にも、事前に健康状態を把握すること により感染の拡大予防に繋がっていると思います。また年間を通じて、感染症委員を主体として、感染症の勉強会や スタンダード・プリコーションの重要性を職員に周知徹底を行い、全職員が迅速な初期対応が出来る様にスキルアップに 努めて参りました。

苦情・相談について

苦情・相談受付総件数はH31年4月〜R2年3月で0件でした。
面接時の説明を丁寧に行ってきたことや、こまめにご家族や、ご利用者とコミュニケーションを図り、 要望や訴えにチームとして取り組んできた結果でもありますが寄せられた内容には真摯に取り組んで行きたいと思います。 又、声に出されない不安や意見についても気配りを行ってまいりました。
 ※別紙6参照(ショートステイ年間利用稼働率) P.33
 ※別紙7参照(令和元年度 ショートステイ事故状況報告書) P.34
 ※別紙8参照(令和元年度 ショートステイ 苦情相談対応報告書) P.35

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医 務 室

法人の基本理念、運営理念を念頭におき、法人目標である「力を合わせて笑顔をふやそう」 に取り組みをいたしました。
医療的依存度の高い高齢者様が、終の棲家として特養を利用し、病気と共存しながら暮らしていか なければならない状況でありながらも、心は病まずにいられるように、医療に関しては、24時間365日サポートして 下さる嘱託医の指示のもと、ご利用者の生活を支えている介護士と連携をとり、早期に発見、迅速な対応することが できました。精神面の対応については、医務室内の業務だけではなく、居室に足を運び、ホールに出て、ご利用者に 寄り添い、お話や訴えを傾聴する取り組みを行いました。また、常に敬意と思いやりを忘れず相手の立場に立ち笑顔で の対応に務めました。
また、外部研修、施設内研修にも参加させていただき、知識を深め、職員間のコミュニケーションをはかり情報交換し 、皆が同じレベルの支援が行えるように努力いたしました。
感染症予防について
インフルエンザの蔓延を防ぐことができず、1月9日より1月25日まで利用者51名 中20名(男性1名 女性19名) 職員4名 (男性1名 女性3名)の集団感染発生があり、報告の届出をいたしました。第一次感染者発生後直ちに「緊急感染症予防会議」 を開き対策を講じましたが、感染をくい止める事ができませんでした。終息後、会議を開き反省点と今後の感染症予防と蔓延防止に ついて話し合いました。反省点として、一人ひとりの危機感が甘かったこと、報連相がうまくいかなかったこと、新しい入職者が増え、 経験者が少なくなっているのに勉強会等開いていなかったことなどがあげられました。そして迅速かつ的確な初期対応が、 感染症蔓延防止につながること、定期的な勉強会を開催して職員の意識に刷り込むこと、共通認識を持つことが重要である と学びました。
事故防止対策について
同一のご利用者の事故が多く、転倒、骨折や皮下出血の事故も多く発生しました。皮下出血については、不明なものも多かったの ですが、職員に起因するものも多く、常に丁寧に介護、看護させて頂くとともに、職員一同が常に先を読み、危険予測を周知徹底し 、事故防止に努めていかなくてはならないと反省いたしました。
褥瘡予防について
看護師、介護士が協力し、定時体位変換、ポジショニング、皮膚状態の観察に加え、管理栄養士による栄養アセスメントを 取り入れ、褥瘡の発症を防ぐことができました。また、ご利用者の既往症の褥瘡も完治することが出来ました。
ターミナルケアについて これまでの経験をもとに、意見を出し合い、最期まで、その人らしく生活できるよう、苦痛をやわらげ、安全安楽に努め、 ご家族の揺れ動く気持ちにも寄り添い、スタッフの精神的、肉体的な不安を相談しやすい環境を整え個別的な看取り介護と 看護を提供することができ、ご家族と共に最期を看取る支援ができました。

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歯 科 衛 生 士

全事業所のご利用者の口腔ケアに直接関わり、他職種へのアドバイス、歯科医師との連携により、 健康な口腔環境を継続できるようつとめました。う蝕や歯周病への対応だけでなく、義歯の専門的管理 、扱い方や手入れの指導助言、生活の質を大きく左右する、おいしく食べる、楽しくおしゃべりする 、口の働きを維持するために大切な唾液を守ることを目標に、嚥下機能を保持するための歌・舌体操 ・DVDによる口腔体操などの口腔リハビリテーションを、歯科衛生士常勤1名、非常勤3名の体制で毎日多職種と 連携して行いました。
また、困難事例とされる、改善のみられない方、本人の意思の確認できない方、拒否 により介入できない方、口臭のある方、口があかない方、認知症によりコミュニケー ションの困難な方、服薬による唾液分泌低下の方、生活習慣病との因果関係、経管栄 養の方にも歯科医師、栄養士、看護師、相談員、介護職員と連携をとり、今年度の目 標である「力を合わせて 笑顔をふやそう」を念頭に、その人らしく安心して過ごし ていただけるよう努めました。例年通り、奈良県老施協等で研修会での講師をつとめ、 職員研究会では、研究発表も行いました。

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デイサービスセンター あじさい園

◇法人目標「力を合わせて 笑顔をふやそう」
ご利用者、ご家族が心豊かに生活できるよう心掛けました。
職員自身が地域に密着した役割や施設の在り方を理解し、共有することで団結力が生まれると考えました。 チームワークの構築ができ職員同士の笑顔が増えることで、ご利用者にも連鎖的に輪が広がり心に響く介護に繋がったと思います。
ご利用者の歩んでこられた背景に目を向け、職員から歩み寄ることで信頼関係の構築に努めました。今後もお互いを思いやる 気持ちを忘れず、笑顔絶えないデイサービスにしていきたいと思います。
◇利用者数は、今年度は5,879名でH30年度は6,633名で約12%減少いたしました。 原因としてご利用者の高齢化と持病の悪化などが重なった結果だと考えられます。 またサービス内容についてご利用者のニーズの変化もあげられます。リハビリがしたいという方も多く 、サービス内容の検討も必要になっています。引き続き各居宅事業所、包括支援センター等と連携を図り稼働率の向上 に努めていきます。
◇事故報告
合計11件
転倒         4件(1件は骨折し市への報告あり)
送迎時カバン落とす  2件
誤薬         2件
徘徊         1件
ずれ落ち       1件
体験利用時躓き骨折 1件
事故件数は昨年度と変わりありませんでした。転倒は骨折事故つながっています。
カバンの管理や誤薬についてはマニュアルを作成し、見守りの強化と職員の注意力の
強化に努めました。徘徊者の対応として出入り口に人感センサーを設置しました。
今後も定期的に宇研修会を開き、職員の意識・技術向上に努めていきます。
◇アンケート結果(回答者27名)別紙参照
今回のアンケートは回答者が昨年度より少なくなりました。
料金の支払い方法や行事については具体的な意見も聞くことができました。
今後のサービス展開に活かしていきたいと思います。
※別紙9参照(令和元年度行事報告 デイサービス) P.36
※別紙10参照(令和元年度 デイサービス 利用者総合計・平均・稼働率) P.37
※別紙11参照(令和元年度 デイサービスアンケート調査) P.38

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居宅支援事業所 あじさい園

 法人目標「力を合わせて笑顔をふやそう」について
利用者の望む暮らしを達成していくためにはケアマネジャーだけの力では達成することはできません。 その中でもチームアプローチは何よりも欠かせません。今年度の法人目標に対しては、利用者の自立支援に 向けてより良いプランを作るのに多職種連携の大切さ、より良いチームケアの必要性を改めて感じることが できました。短期目標が達成でき、次の新たな短期目標を立てる際の自信にもつながり、そのケアマネジメントの 過程において、ご本人、ご家族だけでなく、介護に関わる者すべてが笑顔になれる場面が多数みられました。 引き続き、ご利用者やご家族の皆様に笑顔多く、喜んでいただけるように居宅支援をしていきたいと思います。
令和元年度を振り返って
今年度の居宅介護支援総数は800件、予防委託数64件、総合計864件でした。昨年度に比べ、居宅介護支援数が 10件減少、予防委託件数が11件減少しました。今年度途中に人事異動があり、介護支援専門員が3名から2名に 変更になったのも一因かと思われます。
今年度はケアハウスあじさい園の退居者が多くみられ、在宅利用者も含め、短期間で支援が終了してしまう ケースや入・退院の調整に時間を費やし一件に関わる時間が増え何度も連絡のやりとりが必要になったり、 家族の事情で施設入所のお手伝いをすることが増えたように思います。医療の再編により、早期に在宅に戻って くるケースが増えたことにより、入院早期から関わることも多くなりました。また支援途中でご家族と相談した 結果、小規模型居宅支援サービスを利用することでの居宅担当変更が数件ありました。
安定した居宅支援サービスをしていけるように、今後は居宅支援サービスだけでなく東部包括支援センターと 相談して予防委託件数を増やしていくことも検討していきたいと思います。


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ケアハウス あじさい園

法人目標 「力を合わせて 笑顔をふやそう」について
 職員は入居者それぞれの心身の状態を良く理解し、お互いが協力し合い、 業務がスムーズにこなせるよう努めています。何より大切な事は、やさしい 言葉の声掛けと職員自身が「笑顔」でいる事です。忘れる事が多くなり 「これからどうなって行くんやろ」と心配そうな顔で話される方。 「心配しなくても大丈夫ですよ」とやさしく笑顔で声掛けすると「そうやな」 と安心され笑顔になられる。家の問題に悩みストレスを溜めておられる方。 話を傾聴する事で「聴いてもろて気が楽になったわ」と笑顔になられる。 身体的なケアだけでなく、メンタル面のケアも重要です。
又、定期的なレクリエーションを楽しみにして下さり、気分転換となり達成感 で皆さん自然と笑顔になられました。笑顔に入居者も職員も癒されます。 晃宝会の基本理念、運営理念」、ケアハウスの運営理念を心に刻み、入居者職員 共一人でも多くの方が自然と笑顔になる、ぬくもりのある和やかな雰囲気のケアハウス であるようこれからも努めてまいります。
令和元年度を振り返って
 令和元年度の入居者状況は、入居者5名、退居者12名で、月平均入居者は、21.3名でした。 又、平均年齢88.9歳、平均介護度は1.32でした。退居者12名の内、入院退居された方7名、 特養入所された方3名、在宅復帰された方が2名おられました。定員30名に対し、月20名を 下回る創立以来、初めての最悪な事態となりました。
入居して頂き易いよう、利用料金を見直し改定を行い職員とも入居者を増やす為にはどう すれば良いか話し合いました。居宅事業所にパンフレットを送り、市内の地域包括支援 センターや病院の地域連携室を訪問し、入居者ご紹介のお願いを致しました。
皆さんにお元気でお過ごし頂けるように、日々、レクリエーションに取り組み、毎月の 定期行事以外に、職員の思考を凝らした脳トレーニングや体操を楽しみにされ、自主的に 参加下さり、心身共に活性化を図り元気の源となっています。月1回のお食事会も楽しみに して下さっています。又、毎朝とリフレッシュタイムのラジオ体操や、昼、夕食前の 口腔体操も定着しています。
感染症については、入居者1名インフルエンザを発生致しましたが、職員協力のおかげで、 2人目発生する事なく終息しやっとご家族に面会に来て頂けるようになった矢先に、 新型コロナウイルスが流行し、感染拡大予防の為、ご家族の面会、外出行事、ボランテイア 行事の見合わせとなりました。体調管理、空調管理、換気に注意をはらいました。
お買い物ツアーも中止しているので、皆さんがストレスを溜められないようにと、日用品の お買い物依頼はもちろん、おやつについても、都度適量にて対応いたしました。緊急時の 対応も見直しを行い、他部署の協力を頂き、落ち着いて的確な判断で行動し、スムーズに 対応出来る事が出来ました。入居者にとって居心地の良いケアハウスあじさい園でありま すよう、これからも職員一同努めてまいります。
※別紙12参照(令和元年度年間行事報告 ケアハウス) P.40
※別紙13参照(ケアハウス入居者の状況)      P.41

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グループホーム 

法人目標 「力を合わせて笑顔をふやそう」について
 日々の業務の中で時間に追われたり、難しい出来事に直面したりすると心に余裕をなくすこともありました。 しかし、そんな時でも誰かの笑顔によって心が救われる時もありました。入浴、排せつ、食事といった基本的な 介護の中に「笑顔」があるのとないのとでは過ごす時間の価値が違います。日常の業務の中で楽しいと感じるのは ご利用者の笑顔見えた時という職員の声を聴きます。笑顔も介護の一つと考え、これからもご利用者にとって 暖かな生活の場となりあじさい園に来てよかったと思って頂けるよう努めました。人の欠点やマイナス面ばかり に目を向けるのではなく、挑戦する気持ちを支えたり、ご利用者に対してや職員同士でも「人に喜んでもらう事」 を大切に、笑顔の連鎖を継続していきます。
運営推進会議について
 2カ月に1度、奇数月の第2火曜日に開催してきました。
毎回、地域包括支援センター職員、Nネットの職員、地域の方、家族代表の方にも多数参加いただき、「認知症」 についての研修会も行い、「考えるきっかけになった」「こういった勉強の場は必要だ」といった声をいただきました。
田原地区の高齢化が進む現状や、これからについての意見交換も行いました。
5月には趣向を変え2回目となるオレンジカフェすいもんで、落ち着いた「和」の雰囲気の中での開催いたしました。
歯科との連携について
ご利用者に美味しく食事を摂っていただくよう、食前のパタカラ体操による口や舌を動かし嚥下機能の低下予防、 食後の口腔ケアを通じ口腔内の環境を整える事を実施いたしました。義歯の不適合などの口腔トラブルなどは、 歯科衛生士と連携を図りながら口腔ケアは健康状態の維持にもつながる重要なことと認識しご利用者の生活を支えて まいりました。
事故予防と安心・安全な生活について
ご利用者にとって安心、安全な生活は不可欠でありますが、残念なことに事故は起こってしまいます。「またか」 「仕方ない」で済ますのでなく事故報告書を作成の下、月例の会議で検討し職員全員が共有し、あと一歩の注意力、 気づきで防げたのではないかと、反省や考える力を怠らずに気を引き締め事故防止に努めました。
また、ご家族にもなるべく早い段階で事故報告をおこない事実を報告することによりご家族との信頼関係の構築にも 努めました
余暇活動の充実について
天気のいい日はみんなで外に出よう、散歩しようと声を掛けご利用者に外の清清しい空気を感じてもらい鳥のさえ ずりや花壇に咲いた花を愛でては、様相で話がはずみます。ご利用者の「個」を尊重しその方にあった時間の過ご し方を把握し、洗濯物を干すのは私の役目と感じておられる方、立つのは危ないが畳むのが得意な方、また塗り絵 は好きであるが計算プリントはちょっと苦手な方といったように本人本位の、その方が生き生きと過ごせる時間を 提供してきました。季節感を出せるよう壁画のデザインにも力を入れ、見て楽しむ事にも工夫を凝らしました。 DVDを購入し、ごぼう先生による体操を実施しています。両ユニット合同でリズムに合わせて身体を動かし声も 出し、心もリフレッシュになり、身体機能が低下し体操が出来ない方も一緒に参加して頂き流れる音楽で楽しい時間 を感じていただきました。
※別紙14参照(グループホーム 行事運営・入居状況・事故状況) P.42

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管理栄養士・調理師

法人目標 「力を合わせて笑顔をふやそう」について
 私たちが提供している食事はご利用者の健康維持だけでなく、穏やかに過ごして頂く楽しみの一部だと思います。 旬の食材や献立内容によって季節の移り変わりを感じて頂くために、誕生日食や行事食など毎月様々な献立を組み 込んでいます。私たちが温かい気持ちで業務に取り組む事で、ご利用者にも気持ちが伝わり笑顔が増え、その姿を 見た私たちも笑顔になることが出来ます。これからも「食」を通して日常に楽しみを増やすと共に、ご利用者の 笑顔を増やすお手伝いが出来るよう、職員みんなで力を合わせてまいりました。
 人手不足のため忙しい日もありますが、力を合わせることで笑顔は増やせる、という気持ちを忘れずに、サービス の向上に取り組んでいます。
令和元年度を振り返って
・食事提供について
 サイクルメニューを基に、行事食や旬の食材を取り入れた、より季節感のある食事作りに努めました。また、温かい 物は温かく、冷たい物は冷たくというように、適温適時を可能な限り心掛け提供しました。食彩や盛り付けの工夫をし 、食べやすく目でも楽しめる食事提供に努めました。
栄養状態が芳しくないご利用者には、多職種の職員と相談しながら食事形態や内容を変更し、安定した栄養状態を保て るよう柔軟な対応を行いました。
 医師の指示により療養食が必要な場合は、食事箋に基づいた食事を提供し、評価を行い疾病の予防や改善に繋がる よう努めました。
 平成31年4月より、配食サービス事業の内容が拡大し、これまでは平日の昼食のみを提供していましたが、土曜・日曜 の昼食も提供することになり、より毎日安心、安定した食事を提供できるようになったと思います。
 緊急の食料支援を必要とされている方に安定・安心した生活に向けた相談支援につないでいくための取り組みとして、「フードレスキュー(緊急食料支援)事業」に参加して、緊急の支援を必要とする方に、食料を提供する取り組みができました。 安全な食事、衛生管理について 常に食事提供者としての自覚を持ち、身だしなみを整え、食品の衛生的な取り扱いと 自身の体調管理に努めました。食中毒、感染症については、「出さない、持ち込まない、広めない」と日々職員一人 ひとりが意識を持った結果、厨房より食中毒、感染症を出すことなく食事を提供することができました。しかし、異物 混入などの報告があり、さらに注意して行動することが求められていると感じています。ヒヤリハットや事故の報告が あれば、厨房内で調査・検証し、給食会議にて各部署にフィードバックする体制をとりました。
 災害時・感染症発生時に備え非常食・飲料水・使い捨て容器を確保し、ご利用者・地域の方・職員を対象として3日 分備蓄しています。

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ニコニコタクシー(介護輸送サービス)

ご利用者、お一人おひとりに安心してご利用いただけるようご利用者の尊厳を守り、お気持ちに寄り添い、笑顔での 挨拶、優しい言葉遣い、敬語の徹底と接遇に気を付け、『力を合わせて 笑顔をふやそう』の気持ちをいつも持ち、 サービスの提供に努めさせていただきました。移動サービスの提供のみならず、介護支援専門員、介護職、医療機関、 看護師等多職種と連携をとり、安心安全な生活を送って頂けるよう心がけました。
安全運転に心がけ、事故の無いサービスの提供を心がけました。急なご依頼に対しても柔軟に対応いたしました。 ご利用者・ご家族・地域の皆さまや関係機関との信頼関係の継続や構築に力を注ぎ、思いやりのある対応を常に心がけ ました。これからも地域の足となり、利用者の皆さまが地域で安心してお暮し頂けるよう、安全第一を心に刻み、 ご利用者との信頼関係を築いてまいります。

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訪問看護ステーション いちご

法人目標 「力を合わせて笑顔をふやそう」について
  令和元年度は、法人目標の中にある“笑顔”に注目しました。笑顔には、免疫力アップや、ストレスの軽減・解消する 効果があります。また、『つられ笑顔』で笑顔が伝染し、職場でのストレスが軽減され、仕事の成果が上がるとも言わ れています。スタッフ一人ひとりが“笑顔”を意識したことで、職場環境、人間関係が明るく良好なものとなり、助け 合いの精神も生まれ、良い循環を実感することができました。また、ターミナルや新規開拓にも影響し、ご利用者や ご家族に納得していただける形を取りながら、トラブルのない一年となりました。今後も、スタッフ皆で力を合わせて 笑顔のある環境づくりに努めます。
研修・連絡会・営業活動について
クリニカルカンファレンス、急変時対応の研修等に参加し、e-ラーニング(訪問  看護)を4ヵ月ほどかけて学び、知識や技術を再確認し、補い合い、看護の質を高  める努力をしました。また、地域の営業活動(開業医やケアマネージャへのご挨拶)、 医師・訪問看護師交流会へも積極的に参加しました。外部のケアマネージャ様との 信頼関係も構築でき、地域の訪問件数も増え、4件の依頼を受けることになりまし た(うち3件まで3月中に契約済み)。
グループホームとの連携について
週に1回の医療連携と、点滴指示書による訪問看護、特別指示書による医療の訪 問看護等、様々な形で提供させていただきました。看取りのご利用者が5名おら れ、医師、看護師、介護職員との連携で、支え合いながらケアや処置を行い、苦痛 の緩和に努めました。ご家族が納得していただける最期となり、多職種連携の重 要性を改めて学ぶことができました。
ご利用者の状態が悪化し、医療訪問が継続する時期は、グループホームとの 連携が密となり、医療的アドバイスや指導も日々の変化に合わせて行い、状態が 落ち着いておられる時期も、観察や情報収集、会話や動作、不安やストレス の有無等、看護の目線で変化を捉え、報告し、病状悪化防止に努めました。
環境調整について
ご利用者の意思を尊重しつつ、温度、光、臭い、プライバシー(扉やカーテン)、 トイレなどの水回りをチェックを行い、ベッド上や周囲の整頓にて、事故 や褥瘡予防、感染予防に留意した環境で、快適な日常生活となるよう調整しました。
食事について
個別性に応じた食事の工夫があるため、疾患別の食事の理解や改善策を考え、必 要時はアドバイスをさせていただきました。
排泄について
排泄のアセスメントと援助、オムツ交換、摘便等、ご利用者の立場になって、 プライバシーに配慮し行いました。
活動と休息について
車椅子や歩行器の不具合の有無をチェックし、安全を重視しながら関節拘縮の予 防や指導を行い、リハビリによる日常生活活動の訓練を行いました。また、身の回 りにある物品を使用した良肢位の保持、工夫、そして、環境を整えて睡眠の質を高 める援助をさせていただきました。
清潔と衣生活について
入浴時の援助、陰部ケア、個別性に応じた部位浴(手浴や足浴)、残存機能を活用 した更衣の援助等、無気力や依存心を助長することのないよう、生活意欲を高める 働きかけを大切にしました。
相談と支援について
ご利用者の健康状態や介護状況を把握し、生活リズムの調整方法やアドバイス、 事故防止に対する提案、内服薬や外用薬の管理について支援させていただきました。 ご家族の心身の健康状態も、担当者会議や訪問時に聞きとり、感じとり、日常の 健康相談、介護の悩み、不安やストレス、医療・福祉に関するサービス資源の相談 等にも対応させていただきました。

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オレンジカフェ すいもん

 お客様は楽しい歌声、笑い声、話し声がひびき、ピアノやヴァィオリン、二胡、三味線などの美しい音楽をきき ながら、ホッとひといき、ケーキとコーヒーを召し上がり、お庭を散歩され、満足して帰っていかれます。パティシ エール手作りのおいしいケーキは身体にやさしく、心にもやさしさが広がります。そして沢山のボランテイアさんに お世話になりました。しつらえのボランテイアさんにより床の間の掛け軸、お花、リビングのお花は毎週すばらしく 飾られます。広い庭の草引き、花の世話、木の剪定、庭の整備は、スタッフとたくさんのボランテイアさんがして 下さいます。
年間4〜5回開催の「朱光茶会」「あじさい茶会」「クリスマス茶会」「金つぎ茶会」などのお茶会は、お茶の先生 方によるボランテイア活動で、多くのお客さまを「カフェすいもん」ならではのおもてなしをすることができ、又皆 さまに大変好評でした。
月1回の体操教室、グランドピアノコンサート、田原新鮮野菜販売も大好評となり、行事参加のお客さまも増えました。 手作り教室、三味線コンサート、三味線教室、包括職員による相談会、二胡教室、オカリナ教室、行政や社協、関係者 の皆様との会議の場としての使用等、地域住民の皆さまに広くご活用いただきました。

特別養護老人ホーム あじさい園宝

法人目標 『力を合わせて笑顔をふやそう』を振り返って
昨年度の法人目標である『力を合わせて笑顔をふやそう』について、あじさい園 宝では職員同士のコミュニケーション を密にし、チームで仕事に取り組むことを意識して日々の業務に努めました。一緒に活動する仲間同士、互いを尊重して 助け合う気持ちを常に持つことで、ふとしたやり取りの際にも笑顔で対応できるようになります。その積み重ねにより、 職員の笑顔がご利用者にも伝わり、生活の中に自然と笑顔が生まれるようになりました。施設での生活は、それまでの 生活環境が異なる人同士の集団生活です。少しでも施設での生活がご利用者にとって居心地の良い環境となるよう、 ハード面の整備の充実とともに、職員のチームワークの向上と温かみのある家庭的な雰囲気作りを実践してきました。 そして、自分から笑顔を発信できるよう、引き続き一人ひとりが積極的に施設運営に取り組んでまいります。
〇行事報告
地域の方々やボランティアの先生方にお力添えをいただき、多くの行事を行うことができました。開催二年目となった 「のこのこ喫茶」や「あじさいサロン」は、ボランティアや地域の方々が中心となって運営して下さり、ご利用者や職員 との馴染みの関係が深くなりました。2月頃からは、新型コロナウイルス感染症の影響で、運営推進会議や会議室の開放、 定期的な行事を中止することとなりましたが、その間も「のこのこたより」の配布によって、あじさい園 宝の運営状況 を知っていただけるよう情報発信を行いました。
〇人材育成
二年目となった未来ケアカレッジの初任者研修を当園で開催いたしました。身近に学ぶ機会があることは、仕事を続け ながら資格取得を目指す職員にとって、キャリアアップの良い機会になりました。昨年度は、介護福祉士資格保有者が 54.5%、実務者研修修了者が8.3%、初任者研修修了者が42.4%となり、介護職員の専門資格保有率は増加傾向にあり ます。3月より、ベトナムからの外国人技能実習生2名が当園での勤務を開始しております。職員同士良い刺激を受けな がら、互いに高めあっていけるような実習を続けてまいります。今後も、職員一人ひとりの目標設定を明確にし、ご利用 者に質の高いケアを提供するために、自分自身に今何が必要なのかを考え、行動に移せる人材育成を目指します。
〇医務室より
令和元年度 年間法人目標である「力を合わせて笑顔をふやそう」に基づき、医務室一同で取り組みました。ご利用者の 健やかな生活、個々の思いに応えられるよう、一人ひとりに寄り添い傾聴し、積極的に日常生活の介助に加わるように 努めました。
また宝では、看取りケアを始め、2年目を迎えた年度でした。
法人の「看取りケアに関する指針」に基づき、ご利用者が安らかな最期をすごして頂けるために状態の把握に努め、身体 的苦痛の緩和に対する処置や介護の工夫を行い、精神的苦痛の緩和につながる対応を心がけました。
今年度は6名のご利用者の旅立ちをお手伝いさせて頂きました。ご利用者それぞれに身体のたどる状態が異なり、また そのご家族により望まれる最期が違い、一筋縄ではいかないケアや対応の難しさも感じました。それでもそれぞれの ケースに沿った看取りケアができるよう、医師や介護職員、栄養士など多職種との連携、相談、情報共有に努め、より 納得頂けるような最期を迎えられるように工夫しました。
〇栄養士、調理師の取り組み
法人目標「力を合わせて笑顔をふやそう」
毎日の食事は単なる栄養摂取だけではなく、人とのつながりや季節を感じたり、好きな物を選ぶ自己決定の機会でもあり ます。畑で育てた作物を一緒に収穫することで土いじりの懐かしさを体験し一番おいしい旬の野菜を食べていただきま した。また、おやつバイキングや好きなお寿司のネタを自分で選んでいただくことにより食事の楽しみを改めて実感して いただきました。その中で「おいしい」や「また食べたい」などの言葉が聞け、思わずこぼれる笑顔も見る事が出来まし た。今後も園での食事にご利用者の嗜好を取り入れ、盛り付けや色合いを工夫し、味や見た目の改善に努めより良い食事 の提供を行う事で楽しみや生きがいにつなげていきます。
令和1年度を振り返って
・栄養ケアマネジメントについて
高齢になると栄養状態が悪くなりやすい為、ご利用者個々の健康状態や体重減少率、ADL、食事摂取量、栄養補給法、 褥瘡の有無を把握することにより、低栄養に陥るリスクがどの程度かを低リスク・中リスク・高リスクに分けて判定 します。そして食事の嗜好、食事形態、食事を自分で食べることが出来るなどや薬の内容について他職種と情報交換 を行い、栄養についての課題を明らかにしご利用者個々に必要な栄養改善に対する目標と計画を決定しました。
特養49名在席中に低リスクが28名、中リスクが14名、高リスクが7名いらっしゃいます。割合としては低リスク57%、 中リスク29%、高リスク14%となっています。低リスクの方はその状態を維持し、中リスクの方は低リスクになるよう に、高リスクの方は中リスクを目指して栄養改善の為の計画を作成し実行に努めます。
栄養管理を行う上で個別に対応しているのは食事形態です。
現在は普通食、一口大、刻み食、超刻み食、ソフト食、ペースト食を個人の程度に合わせて提供しています。主菜は刻み 食を食べている方でも葉物類をしがんでいる方には副菜のみソフト食にするなど状態に合わせたオーダーメイドな食事を 提供しています。主食はご利用者のその日の状態に合わせてユニットで米飯やお粥、米飯とお粥を混ぜて軟飯にして提供 したりしています。お粥でもむせ込む方にはソフト粥に変更したりもします。食事量が少ない方には個々にあった栄養 補助食品をご家族に提案し多職種とカンファレンスを行い一番良いものを提供しています。栄養ケアマネジメントを行う ことで栄養状態を把握しさらに、ご利用者やご家族と話す機会が増え自宅での食事の様子、嗜好や意思に寄り添うことが 出来ました。
・食事提供について
食事については出来るだけ口から食べていただきたい、美味しいと感じていただきたいという思いで提供しています。 「温かいものは温かく」「冷たいものは冷たく」という食事をおいしい状態で食べていただくよう努めました。また毎月 給食会議で他職種からの意見、要望などに対して厨房会議で話し合い対策を検討しフィードバックしています。また ご利用者の自力摂取を促す為に他職種とも話し合い食べやすいようにグリップ付きのスプーンや傾斜や滑り止めの付い た自助食器を使用しています。
・安全な食事・衛生管理について
食中毒及び感染症予防に努め、安全かつ安心な食事提供を目標としてきた結果、食中毒事故もなく無事に提供すること が出来ました。今後も調理従事者としての自覚を各々がしっかり持ち健康管理も仕事の一つとして努めます。配膳ミス などといったケアレスミスを無くすためにもダブルチェックを継続していきます。


〇事故防止対策
ユニットケアの特性上、居室内での夜間の転倒事故報告が多いのが課題で、個室での夜間の過ごし方にも目配りが必要 です。夜間帯は、職員配置の特性上他のご利用者の介助中は居室対応となるため、細心の注意を払ってユニット全体の 見守りを行い、事故防止に努めました。
ご利用者の残存能力を活かして、自立度高く生活できるよう支援させていただくのですが、自力で歩行されているご利用 者の中にも下肢筋力の低下が進んでいる方がおられ、特に立ち上がりの際の見守りや声掛けには十分に配慮していきたい と思います。日々のリハビリテーションで、筋力の低下を防ぎ、事故防止を図るとともに、発生した事故をすぐに検証し 、再発防止対策を職員で話し合うことを繰り返してきました。事故報告書の記入についても、正確な情報を誰が読んでも 分かるように記入するということを周知徹底しています。常に情報を整理し、内容を共有することで、事故や外傷が起こ ってしまった場合にも、ご家族に正確に状況を説明し、ご理解いただけるように努めました。
〇感染症防止対策
インフルエンザ、感染性胃腸炎等の感染症の園内流行はありませんでした。2月頃からは新型コロナウイルス感染症の 全国的な感染拡大の影響を受けて、園内でも対策を講じて参りました。日常の消毒、面会制限、検温を徹底するととも に、感染源を持ち込まないために職員一人ひとりが健康管理に責任を持って行動しました。今後も、看護師を中心にご 利用者の日々の健康管理をしっかり行うとともに、感染源を持ち込まないよう、初期対応を徹底いたします。引き続き 、年間通して感染症防止対策委員会を中心として、研修の機会をさらに増やし、医療的な知識を深め、実践できるよう にいたします。
〇苦情対応
ご利用者やご家族から職員の接遇に関するご意見をいただきました。忙しい時こそ、自分を客観的に見て冷静に接遇に 当たることが大切です。また、常に相手の立場に立って、今自分に求められていることは何かを考えて行動し、ご利用 者への言葉遣いや接し方に違和感を覚えた際には、互いに気を付け合えるような職場環境が望ましいと考えます。いた だいたご意見に真摯に向き合い、サービスの質の向上につなげます。
〇看取りケアを振り返って
昨年度は6名の方の看取りをさせていただきました。
まだ看取りケアの未経験者が多い中、嘱託医や多職種が連携を図り最期までかかわることができました。特に、ご家族 との関りが深くできたと思います。
ご家族と嘱託医と何度もカンファレンスを行い、現状報告や意向伺いをしました。ご家族が、毎日面会に来てくださり 、ご利用者の食事介助をしていただき、ご本人の好きな食べ物を持参してくださいました。毎日、面会に来てくださる ことで、介護職員とご家族とも信頼関係が構築できたと思います。ご家族の意向も介護職員がしっかりと把握すること ができ、状態報告も密にできていたと思います。最期に、ご家族が居室に泊まりご家族との時間を過ごすことができた 方も数名おられます。ユニット型で、介護職員とご利用者やご家族との信頼関係の構築ができ、個室でご家族との時間 をゆっくりと過ごせる等ユニットケアだからこそできた看取りケアだったと思います。他のご利用者ともご家族となじ みの関係もでき、温かく最期までお過ごしいただけました。ご家族と思いに寄り添い温かい看取りケアができました。 これらの積み重ねを来年度のケアにも活かし、より質の高いサービス提供ができるように努めます。
ユニットケアの特性上、居室内での夜間の転倒事故報告が多いのが課題で、個室での夜間の過ごし方にも目配りが必要 です。夜間帯は、職員配置の特性上他のご利用者の介助中は居室対応となるため、細心の注意を払ってユニット全体の 見守りを行い、事故防止に努めました。
ご利用者の残存能力を活かして、自立度高く生活できるよう支援させていただくのですが、自力で歩行されているご利用 者の中にも下肢筋力の低下が進んでいる方がおられ、特に立ち上がりの際の見守りや声掛けには十分に配慮していきたい と思います。日々のリハビリテーションで、筋力の低下を防ぎ、事故防止を図るとともに、発生した事故をすぐに検証 し、再発防止対策を職員で話し合うことを繰り返してきました。事故報告書の記入についても、正確な情報を誰が読んで も分かるように記入するということを周知徹底しています。常に情報を整理し、内容を共有することで、事故や外傷が起 こってしまった場合にも、ご家族に正確に状況を説明し、ご理解いただけるように努めました。
〇感染症防止対策
インフルエンザ、感染性胃腸炎等の感染症の園内流行はありませんでした。2月頃からは新型コロナウイルス感染症の 全国的な感染拡大の影響を受けて、園内でも対策を講じて参りました。日常の消毒、面会制限、検温を徹底するととも に、感染源を持ち込まないために職員一人ひとりが健康管理に責任を持って行動しました。今後も、看護師を中心にご 利用者の日々の健康管理をしっかり行うとともに、感染源を持ち込まないよう、初期対応を徹底いたします。引き続き 、年間通して感染症防止対策委員会を中心として、研修の機会をさらに増やし、医療的な知識を深め、実践できるように いたします。
〇苦情対応
ご利用者やご家族から職員の接遇に関するご意見をいただきました。忙しい時こそ、自分を客観的に見て冷静に接遇に 当たることが大切です。また、常に相手の立場に立って、今自分に求められていることは何かを考えて行動し、ご利用 者への言葉遣いや接し方に違和感を覚えた際には、互いに気を付け合えるような職場環境が望ましいと考えます。いた だいたご意見に真摯に向き合い、サービスの質の向上につなげます。
〇看取りケアを振り返って
昨年度は6名の方の看取りをさせていただきました。
まだ看取りケアの未経験者が多い中、嘱託医や多職種が連携を図り最期までかかわることができました。特に、ご家族 との関りが深くできたと思います。
ご家族と嘱託医と何度もカンファレンスを行い、現状報告や意向伺いをしました。ご家族が、毎日面会に来てくださり 、ご利用者の食事介助をしていただき、ご本人の好きな食べ物を持参してくださいました。毎日、面会に来てくださる ことで、介護職員とご家族とも信頼関係が構築できたと思います。ご家族の意向も介護職員がしっかりと把握すること ができ、状態報告も密にできていたと思います。最期に、ご家族が居室に泊まりご家族との時間を過ごすことができた 方も数名おられます。ユニット型で、介護職員とご利用者やご家族との信頼関係の構築ができ、個室でご家族との時間 をゆっくりと過ごせる等ユニットケアだからこそできた看取りケアだったと思います。他のご利用者ともご家族となじみ の関係もでき、温かく最期までお過ごしいただけました。ご家族と思いに寄り添い温かい看取りケアができました。
これらの積み重ねを来年度のケアにも活かし、より質の高いサービス提供ができるように努めます。

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ショートステイ あじさい園宝

ショートステイにお寄せいただく相談は色々であり、多くの方にご利用いただいた。入所目的での利用申込から、 家族の休息や施設利用の体験、農繁期の家族負担の軽減など様々な理由からご利用いただいています。ご家族か らの申し込みがほとんどであり、中には利用そのものに否定的なご利用者もおられた。法人目標である「力を合わ せて笑顔を増やそう」を胸に、施設利用の入口である初回のインテーク面談から利用終了に至るまで、まず職員が 笑顔で接し、また利用したい思われるショートステイとなるよう努めました。施設での行事は音楽療法、書道教室、 あじさいサロン、不定期な多彩なボランティアの訪問があり、毎月の「のこのこ便り」を楽しみにしていただいて いるご利用者も増加しています。利用調整の段階で行事の時に利用したいとの声もいただくなど、開設以来からの 創意工夫が少しずつ実を結び、楽しみあるショートステイにつながってきています。年度末感染症予防対策の上から 園内での行事は困難になりましたが、上記の積み重ねから行事がなくても利用したいとの希望も寄せていただき、 次年度は利用者一人ひとりの気持ちに寄り添えるショートステイのサービスを展開していきたいと思います。
ご利用にあたって事前に面談を行い心身の状況把握、利用に際しての要望などを伺い、職員間で情報共有を図るが、 初回利用時には実際にサービスを提供してみないと分からないことも多い。初回利用時には特に担当職員の負担が 大きいことから本年度まずは事故なく過ごしていただくことを目指し、初回利用時の情報を昼礼等を通じて介護職 、医療職が共有し、夜間帯も含め不測の事態が発生した際に協力体制が組めるように改善を行った。本年度は重度 の方の利用もいくつかあり、中には医療ニーズが高い方もあったが、多職種連携の下で対応いたしました。一年を 通じいただいた苦情も踏まえて介護業務の改善を行い、次年度安心し楽しめるサービスの提供に努めたいと思います。 また人員の課題はあるが地域のショート利用ニーズは高く、居宅介護支援事業所、病院地域連携室と連絡を密に図り ながら稼働の向上につながるよう併せて努力を重ねていきたいと思います。
※別紙15参照(令和元年度 行事報告 あじさい園宝) P.43
※別紙16参照(特別養護老人ホームあじさい園宝 入居状況) P.44
※別紙17参照(令和元年度事故状況報告書) P.46
※別紙18参照(令和元年度 あじさい園宝 苦情相談対応報告書) P.48