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社会福祉法人 晃宝会 (令和7年度)

 令和7年度法人目標 「初心忘るべからず」
室町時代に能を大成させた世阿弥の「花鏡」の言葉です。世阿弥のいう「初心」とは、「始めた頃の気持ちや志」のことで「芸の未熟さ」を指しています。初心者の頃の、未熟さを思い出すことにより、あのみじめな状態には戻りたくないと思うことにより、さらに精進できると世阿弥は説いています。また、若い頃の未熟な芸を忘れなければ、そこから向上した今の芸も正しく認識できるのだと。
 福祉事業に当てはめますと、「長年仕事をしてきた私達が、新人さんの言動や仕事ぶりを見て、はじめの頃の未熟な自分を思い出し、今、本当に成長しているのか、思い描いた自分になれているのか、を自問自答しながら精進していきなさい。」という世阿弥 のアドバイスといえるのではないでしょうか。
 奈良市東部の茗荷町のあじさい園開設30周年、南肘塚町のあじさい園宝開設10周年を目前にし、これからも法人一丸となり、今までの経験や知識から得たそれぞれの事業所からの知恵を結集し、さらに進化成長を目標にして惜しみない努力を重ねたいと思います。
 令和7年4月より、茗荷町808−1特別養護老人ホームあじさい園の隣接地において「オレンジカフェ あい」をオープンいたします。水門町のオレンジカフェすいもんの手作りケーキを提供し、カフェすいもん同様、ご利用者・ご家族・地域の皆様のくつろぎの場となりますよう努めてまいります。
 あらためて、これまで安定運営を継続できたことに心より感謝申し上げます。 言葉では言い尽くせない、職員の並々ならぬ努力と人間愛、ご利用者ご家族の温かさ優しさ、地域の皆様のご理解とご協力、たくさんの関係機関の皆さまの心のこもったご指導ご支援のおかげさまです。
 平成8年「ご一緒します いい人生」。
 人生の大先輩であるご利用者様に尊敬の念を持って寄り添い、幸せな日常生活を過ごしていただきたい、と一心に願い、あじさい園が始まりました。笑顔で一日一日を大切に、とあじさい園宝が始まりました。
これからも私達はその素直な思いを持ち続け、力を合わせて努めてまいります。

理事長 松村 圭祐

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  • PDFファイル 令和7年度 事業計画書
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