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行事報告

特別養護老人ホーム・ショートスティ(あじさい園)

  月例行事
毎月1回 不定期 お誕生日会・音楽療法
極楽坊保育園交流会
毎月2回
第2・4月曜日 喫茶・絵画教室
不定期 のこのこ喫茶
              
  年間行事
4月 あじさい園創立記念式典
お花見遠足(天理ダム方面)
春の遠足(月ヶ瀬方面)
友栄会踊り
二胡演奏会
美杉会(歌・お茶会)
ひのきしん
食事会(ハンバーグ作り)     
10月 秋祭り
極楽坊交流会
友栄会踊り
布目ダムドライブ
カラオケボランティア
お誕生日会(紙芝居)
5月 フレンチトースト作り
端午の節句
ドライブ(布目ダム方面)
食事会(すき焼きパーティー)
K氏100歳のお祝い会
屋台風焼きそば
11月 踊りボランティア
食事会(すき焼きパーティー)
おはぎ作り
京阪奈記念公園紅葉ツアー
家族会清掃
食事会(豆乳鍋)
誕生日会(サンドイッチ作り)
6月 ホットサンド作り
林家笑丸落語講演会
食事会
(エビフライカレー作り)
花の一座(ちんどん)
物故者慰霊祭
みたらし団子作り
12月 誕生日会(クリスマス会)
簡単蒸しパン作り
食事会(おでん)
餅つき
7月 七夕会
餃子の皮でピザ作り
里芋で簡単団子作り
奈良音頭
夕食会(ナポリタン作り)
1月 新年祝賀会
誕生日会(DVD観賞)
フレンチトースト作り
食事会(ちゃんちゃん焼)
初釜
8月 もちもちわらびもち作り
針テラス外出ツアー
三味線ボランティア
夕食会(そうめん)
2月 節分祭
食事会(カレー作り)
9月 敬老会(余興 光城会)
お誕生日会
(パンケーキ作り)
3月 ひなまつり会
木下大サーカス
天理教校学園高校雅楽部公演
五平餅作り
食事会(カツ丼作り)
お誕生日会(春の花のちぎり絵制作)
食事会(お好み焼き作り)

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デイサービス(あじさい園)

  月例行事
毎月1回 お誕生日会・極楽坊保育園交流会・カレンダー作り
  年間行事
4月 あじさい園創立記念式典
壁飾り作り
お花見ドライブ
音楽療法
クレープ作り
10月 秋祭り
さつまいもきんつば作り
肩たたき棒作り
5月 こどもの日行事
(兜作り 記念写真撮影)
鯉のぼり工作
音楽療法
鯉のぼりバナナサンド作り
11月 紅葉ドライブ
ドラ焼き作り
音楽療法
肩たたき棒作り
6月 鉛筆立て作り
昼食ランチ
(お好み焼き・焼きそば)
12月 ペタペタミニツリー・ケン玉作り
クリスマス会・忘年会 鍋パーティー
年忘れ お楽しみ会
餅つき(千本づき)
7月 七夕行事(飾り、短冊作り)
おやつレクレーション
(星寒天のあんみつ)
音楽療法
はりこ風鈴作り
1月 書初め
初釜
ひつじの干支飾り作り
音楽療法
8月 ホットケーキ作り
うちわ作り
音楽療法
2月 手巻き寿司パーティー
プラバンキーホルダー作り
音楽療法
9月 あじさい園敬老会
歌謡ショー
消防訓練
ショートケーキ作り
ふくろうのステンドグラス工作
音楽療法
3月 富士山の壁飾り作り
フレンチトースト作り
消防訓練

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ケアハウス あじさい園

 
  月例行事
毎月1回 不定期 お誕生日会、極楽坊保育園交流会
食事会、ドライブ
第1火曜日 指編み教室
毎月2回 第1・3月曜日 絵画教室
第1・3日曜日 喫茶のこのこ
毎週1回 土曜日 カラオケ大会
日曜日 買い物ツアー
  年間行事
4月 あじさい園創立記念式典
桜見ツアー
10月 あじさい園秋祭り
田原体育祭り見学
田原小中学校どんごが丘
フェスティバル
5月 新緑ツアー 11月 田原小中学校文化鑑賞会
6月 バラ園見学
合同慰霊祭
12月 お餅つき
7月 七夕会 1月 新年祝賀会
初詣
とんどさん
8月 田原盆踊りと花火見学 2月 豆まき
9月 あじさい園敬老会
田原幼小中合同運動会見学
3月 天理教校学園高校雅楽部演奏会
木下大サーカス観覧

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グループホーム あじさい園

  月例行事
毎月1回 不定期 お誕生日会
極楽坊保育園交流会
毎月2回 第1・3月曜日 絵画教室
  年間行事
4月 あじさい園創立記念式典
お花見ドライブ
新入所者様歓迎会
昼食会
お楽しみ会
10月 あじさい園秋祭り
ドライブと足浴
新入所者様歓迎会
昼食会
誕生日会
5月 運営推進会議
ドライブ
家族会清掃
母の日のお茶会
誕生日会
11月 運営推進会議
新入所者様歓迎会
めいめい牧場見学
昼食会
極楽坊保育園児交流会
6月 昼食会
父の日のお茶会
合同慰霊祭
12月 昼食会
おやつの会
クリスマス会兼誕生日会
あじさい園餅つき大会
7月 七夕会食事
運営推進会議
お楽しみ会
昼食会
1月 あじさい園新年祝賀会
初釜
運営推進会議
護国神社初詣
書初め
誕生日会
8月 お楽しみ会
昼食会
誕生日会
2月 昼食会
節分行事
誕生日会
新入所者様歓迎会
9月 運営推進会議
お楽しみ会
あじさい園敬老会
観月会
誕生日会
3月 運営推進会議
ひな祭り
誕生日会兼昼食会
ドライブ(布目ダム)

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あじさい園(特養)絵画教室活動

■講師 大東純子

《あじさい園絵画教室》と銘打ってサークル活動のようにおけいこを始めたのが 1996年(平成8年)8月19日である。以来、特別養護老人ホームでは年間20回弱の活動を続けている。
初めの頃は原則として全員参加としたが、かえって職員の方のお忙しさを増した格好になり、《希望者のサークル活動》という今の形に落ち着いた。
長い歴史の中では、外部の展示場を借りて作品展を開催したり、地元新聞の記事に取り上げられたり、この活動をある大学生が研究論文の題材に使ったりしたこともあった。
また極楽坊保育園の園児との交流活動を、年に二回程度この絵画教室の時間とリンクさせている。 他に施設の年間行事にあわせ、参加者全員の講評をつけた作品の展示を行っている。

活動は一時間弱。基本的には特養中心で、時にショートステイやデイサービスの方が加わる。 様々の技法や素材で楽しみたいが、私一人で利用者さんと接するので活動に限りがある。 今は、B5サイズの画用紙にクレパスを用い、与えられたテーマの絵を描くという活動である。 私は医療関係、福祉関係の分野には門外漢で、利用者さんの平素の状況や病気・障害の事は知らない立場にいる。先入観なく利用者さんと接したいので、特にお聞きする事はない。

活動のコンセプトは、《学校の美術の授業ではない。日常の会話を楽しみながら課題の理解をし、手先を動かし主体的に画面に向う。結果的に絵を描くうちに心身共のリハビリが出来る。》である。 今現在の自分自身が使える能力で描く。成果を考えずに画用紙に向かって《自分が考えた色彩や、自分が作り出した形》でゆっくり遊んでほしい。
「うまく描く」や「早く仕上げる」とは無縁の世界である。
そして利用者さんには、心置きなく時間を過ごしていただきたい。 心置きなく時間を過ごすというのは、楽しく過ごすということでもある。 人は楽しさを感じ、嬉しさを味わう時に脳の働き、いわゆる血の巡りもよくなり、体温、血圧や心拍数も落ち着く。食欲や睡眠によい影響が出る時もある。感謝や喜びの感情もスムーズに出る。 そのために殆どの場合のモチーフは、誰もが安心して「美しい!」「おいしそう!」と共通の感想を言えて、見ても楽しめる《花》と《果物》にしている。
楽しいかどうかは個々の感想であるが、「え? もう一時間も過ぎたん?」と驚いておられる方もある。

一方、現実的な問題としては、利用者さんの年代は、《絵を描くということを楽しめない教育を受けて来られた》年代、という事がある。
「絵を描いてほめられた事がない。」とか「へたくそな絵が残るのはいやだ。」「歌やったら手をたたいているだけでもいいから楽や。」とおっしゃる。「絵は嫌いや。」とはっきりした方もおられる つまり、《ほめられない、絵が残る、面倒だ》という部分が悪い印象として残っていて、なかなか取りかかれない。活動ではそういう原因を、少しずつ取り除いていきたいと思っている。 また全員が苦手とは限らない。絵が好きな方はおられる。
理想ではあるが、私はその方たちが楽しく活動される中で、その和やかな雰囲気や楽しい空気などが、絵を描くのを嫌っておられる方に波及するのを待っている。勿論、誘いの情報は出すが無理強いはしない。私は環境を用意し、いつでも参加していただけるようにしておいて、負担なくその気を起こしていただくチャンスを待っている。

■次に、活動の常連さんの作品を中心に少しだけ所見を述べたい。(順不同)

《Mさん》

いつも楽しみにしていて下さり、喜んで参加しておられる。 きれいなものに対しての感受性は強いように思う。ゆえに表現が丁寧できちんとしている。 10年前の作品と比べると、現時点は《物》は見えているが、紙の上に表現する時《対象それぞれの意味、成り立ち、位置関係、大小関係》などが適切に描けなくなって来た。左は様々の花が花瓶に入っている様子が上手く描けている。右も花瓶に赤い花が入っているが、説明しないと分からない絵になっている。何かしらの症状は進んでいると見受けられる。また、若い時から入所しておられるが老眼は如何であろうか。活動時に見えにくそうな時がある。

《Kさん》

愉快なおばあちゃまである。特に嫌がっておられる風でもなく、飄々と参加しておられる。しかし、なかなか含蓄のある一言が出る時もあり、私も楽しい。世間話の中で私や家族の事も気遣い、活動に対しての御礼もきちんと言って下さる。 6年前の作品と比べると、各々の形や位置関係が少しはっきりしなくなってきているものの、物の存在の整合性はある。 お身体全体の力が弱くなってきていて、クレヨンを持つ手に力が入らない⇒腕を伸ばして画面に向かう事が出来ない、などのハンディがあってこのような形になるのではないかと思う。 その結果、逆に優しくやわらかい味わいの絵になっている。

《Tさん》

2013年春の作品。おそらくしっかりした家庭の方だと思うが、失敗やはみ出す事を怖がってなかなか前に進めない。完成度の高いものを好まれるようで、少しお手伝いすると続くようだ。

《Kさん》

2013年5月の作品。昨年末に入所されたとかで、まだ二、三回の参加であるがなかなか教養のある方ではないか。これも俳画的にさらりと軽やかに、しかし味わい深く描いておられる。

《Iさん》

2013年2月の作品。あまり活動に参加しておられないが、大変な絵心をお持ちで、表現する際の質問も専門的でユニークである。この絵も、陰影のつけ方の質問があって、実践され出来上がった絵である。 作者の意思が伝わる力強い作品である。

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