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社会福祉法人 晃宝会(令和6年度)

  ご利用者、ご家族、地域住民の方々、行政及び社協等関係者の皆様の深いご理解と多大なご協力なくしては、コロナ禍・コロナ禍以降の厳しい現状を平常心を持って明るく乗り越えることはできませんでした。まずもって皆様のご厚情に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 2040年に向け地域包括ケアシステムの構築、地域共生社会の実現が急務となり、令和6年度には介護保険制度改正も行われました。改正では、感染症や災害が発生した場合であっても、必要な介護サービスが継続的に提供できる体制を構築する観点から、すべての介護サービス事業者を対象に業務継続計画の策定が義務付けられました。
 高齢者のみならず障がい・児童分野についても学ぶべき時が来ており、社会福祉法人の深化と推進に向け多種多様な関係機関との連携や協働が求められています。特に、地域包括支援センター(晃宝会では奈良市東部地域包括支援センター運営)では、住民とともに地域課題を解決するさらなる中心的な役割を担い、在宅・施設サービスを行う複合型施設としては当然のこと、役職員の一層の資質向上や事業展開が求められていることを実感しました。
 これらは私達一人ひとりの、また、組織としての「心身の健康」を最優先してこそ成し遂げられる大きな課題です。ご利用者の心身の安定を支援するためには、知識、技術に加えてコミュニケーション力、豊かな人間性も必要です。
  私達の日常は、人々の笑顔と心身の健康を守る崇高な営みであり、誠実に努力を重ね、研鑽をつみ、自己成長を追求してきました。困難事例や課題に直面したり、目標達成に及ばないことがあったとしても、そこから得たことは何事にも変えがたい未来への夢の一歩となったり、大地に種をまくことに繋がったと思います。高い壁にあたっても、誇りと責任を忘れず前向きに行動しチーム力を培ってきました。
 お互いの心身の健康を大切に思い合い、目の前の人といい人生をご一緒したい、と思い続けて運営を行ってまいりましたことを令和6年度の報告とします。
  ※別紙1参照(令和6年度 主な環境改善内容) P.29

理事長 松村 圭祐

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  • PDFファイル 令和6年度 事業報告書

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